▲前照灯が点灯した状態のKATO 205系3100番台。この状態で動力車を繋げば画面手前側に走行する。
鉄道模型は基本的に直流回路で構成されており、極端な話をすると「9V電池」や「USB」といった直流の電気を供給するものであれば走らせる事ができます。
しかし、機関車を含め鉄道車両には「前後」が決まっていて、法律などで前照灯や尾灯を点灯させたりと決まり事が細かく決められています。
鉄道模型の場合、「前後」を決めるのは左右のレールに流れる電気の極性、すなわち「プラス」と「マイナス」です。
完成品を購入した場合は先頭車や中間車を含めてケースに収められた順番に従ってレールの上に乗せれば良いのですが、一度走行した後にケースに戻す際に向きを間違えてしまったりする、なんて事はよくあります。
最近ではモーターを交換する際に向きを間違えてしまい、泣く泣く再分解を与儀なくされる事もありますので、今一度極性について確認しておきましょう。
Raspberry Pi ZERO Wにはサードパーティ製のアクセサリが豊富で、それを可能にするのが裏面の接点(コンタクト)。アクセサリ側の基板には「コンタクトプローブ」という電極が備わっており、これがRaspberry Pi ZERO W裏面の接点と接続する事で拡張・増設などが可能になるという仕組みです。
今回はケーブルレスで3Dプリンタと接続するため、USBドングル拡張ボードキットを購入しました。出来れば上方向にUSBを向けるアダプタがあっても良いかもしれません。
MicroSDカードはカメラやスマホなどで使っていた使い古しのカードがありましたのでこれを流用しますが、うち数GBをOSが使用することを考えてもデータは印刷が終わったら消してしまう一時的なデータですので、ひとまず16GBで充分だと思われます。
PC等でMicroSDカードにOSのイメージを書き込んだあと、設定ファイルを編集してからRaspberry Pi ZERO Wに挿入します。イメージの書き込み、設定については以下の参照元をご確認願います。
▲USBドングル拡張ボードを組み込んだ「Pi ZERO W」。
今回の用途ではピンヘッダを実装する必要がないのだが、ケース部分の切り欠きがあるのでこれに合わせて2列のピンヘッダを後からはんだ付けした。
・・・USBストレージのみ対応機器全般(ANYCUBIC Photon / Photon-S等)をWiFi対応させる方法についての解説。
・・・上記解説についての元ネタ記事。